16 Personalities、特定のタイプの説明文に男女に関する記載があります。
今回はその件について。キャラクター向けに説明させていただきます。
結論
理論自体に変わりはない。
ただし、男性の方が多い・女性の方が多いなどある程度の傾向は存在する。
キャラクターの場合よりわかりやすい傾向があるが、現実世界における傾向とは少し違う。
解説
16 Personalitiesで男女に関する記載があるタイプってなんなんだ?と思うかと思います。該当していない人にとってはなじみが薄いかもしれません。
ちなみに、そういう記述があるのはISTPです。

上記解説内に「女性の巨匠はもっとレア」と記述があります。
実例
キャラクターを見ていて男性の方が多い・女性の方が多いを肌で感じるタイプがいくつかあるので、紹介させていただきます。
男性の方が多いタイプ:ISTP、NT系全般(INTJ、INTP、ENTJ、ENTP)
女性の方が多いタイプ:ISFJ、ESFJ
だいたいこんなところ。ちなみに?NF系は男女半々くらいです。
男性に多いのは上記の通り16 Personalitiesの公式説明に思いっきり書かれているISTPとNT系の4タイプ。女性の方が多いタイプはISFJとESFJ、ただSJ系はそもそもの総人口がかなり多いので男性キャラもかなりの頻度で見ます。少なくとも女性のNT系よりはよく見ます。
女性向け界隈で起きている傾向
女性向け界隈、ここでは男性キャラが大多数を占めている作品とでも定義しておきます。
先ほどの紹介例、「女性の方が多いタイプ」だけ妙にタイプ数が少なかったですよね?
実はこれ、女性向け界隈特有のタイプ判定傾向が反映された結果なんです。
女性向け界隈の男性キャラは他の界隈よりもNT系が少なく、そのかわりにNF系が多くなる傾向があります。
二次元の世界では現実世界よりもNT系が減ってNF系が増えているので、NF系の男女比はほぼ半々になります。
女性のNTキャラは男性向け界隈でもかなり少ないので(むしろ意外性を狙って設定されることが多い)、減ったとしても男性の方が多い傾向に変わりはありません。
統計取ったらそうなったってだけの話ですが、NT系はもともとの総数からして少ないです。その少ない総数のほとんどを男性が占めているって感じ。
割合だとこれくらい違います(体感)
現実世界の割合としてよく言われているものは以下。あくまでよく言われているものなので、統計の取り方によっては変わるため注意。
SJ系:40%
SP系:30%
NF系:20%
NT系:10%
これがキャラだとこうなります。
SJ系:30%
SP系:30%
NF系:32%
NT系:8%
SP系はあまり変化がないです。SJ系が少なめになって、NF系が多め。NT系はもともとの数が少ないのでちょっと減ってるくらい。
NF系は主人公として使いやすいため、キャラクターの世界では必然的に増えます。物語を回すに当たっては現実世界ほどSJ系が必要になるといったこともないので、そのぶんSJ系が減ります。SPは二次元ではわりとどんな役割でも・なんでもこなせる万能屋なので変動なし。NT系は女性向け界隈の傾向の影響をモロに受けた結果が出ただけで他は現実世界とあまり変わりがありません。
おわりに
今回はキャラ向けに16 Personalitiesの男女比について説明させていただきました。
リアルの人間界には見られないような傾向が出てきたかと思います。
キャラクターは現実世界よりもNF系の割合が男女ともに高めです。このことをきっかけにして、他のタイプにも変動が生じています。
キャラクターになるとちょっと違うよってことだけでも理解していただけたら嬉しいです。


