16 Personalitiesでよくある誤診についての話

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最近やたらネット診断が流行っているのもあって、「ネット診断やってみました!」みたいなのを出す人、結構増えてます。

特に16 Personalitiesの診断動画を見たことがある経験がある人は多いのではないでしょうか?

今回はそんな16 Personalitiesの診断結果についてのお話。よく見る誤診をまとめてみました。

このサイトで取り上げている「16 Personalities」は「MBTI®」ではございません。
「16 Personalities」公式サイト内にて「MBTI®」とは別物と声明発表が出ております。公式に迷惑がかかりますので、このサイトに記載されている内容を「MBTI®」のものとして読まないでください。
※詳細は以下の記事をご参照ください。

16 Personalitiesの仕組み

過去記事でネット診断の話をした時にも触れましたが、

16 Personalitiesの診断結果は%で出てきます。

各4択について%を算出し、多い方を選んだタイプを「あなたの結果です」と出しています。

他の診断(特にエニアグラム)と異なり、特定のタイプに関する選択肢があるのではなく、この2択ならこっち!を4回繰り返した結果を表示しています。

よくある誤診ケース

エニアグラムほど「あるある~」ではないですが、割合で出てくる16 Personalitiesでもちょいちょい見るんです。いやそのタイプじゃなくね?みたいな結果を出す人が。

K-POPの界隈で16 Personalitiesが大ヒットした影響で、最近はVTuberや日本のアイドルなども診断受けてみた動画をアップすることが増えています。一葉になもたまに見ますが、めちゃくちゃ明るくて普通にやっていればESFPかENFPあたりになりそうなのになぜか16 PersonalitiesでINTJとかを出して「お前絶対違うタイプだろwww」みたいにツッコまれているケースをちょいちょい見ます。

その場合、結果がこうなっていることが多いです。

I:55%、E:45%

N:60%、S:40%

T:51%、F:49%

J:55%、P:45%

はい。もう見てわかりますね。

NとSの二択はさておき、他の3つについてはほとんど半々で、ほんの少し「多い」と出たタイプが表に出てきちゃっているだけです。

つまりこの人の場合、もう一度診断をやり直すと、INTJ以外に以下のタイプが出てくる可能性があります。

INFJ、INTP、INFP、ENTJ、ENFJ、ENTP、ENFP

この%の場合、Nが入っている8タイプ全部出る可能性があると言っていいです。なんならNとSも半々に近いので、Sのタイプが出てくる可能性まであります。つまり、あまりにも中間点に近すぎて16タイプ全部出る可能性があるということ。

16 Personalitiesで「お前絶対違うだろwww」とか言われる判定を出している人はだいたいこのケースです。%は必ずチェック!

誤診を防ぐには?

わりとどうしようもないエニアグラムはさておき、16 Personalitiesでは誤診を防ぐことができます。

解答するときに以下を意識して解答してみてください。

  • 「どちらでもない」(中央の白い○)はなるべく避ける
  • やや同意する・やや同意しない(中央付近の小さい○)もなるべく避ける、当てはまっている項目にはきちんと非常に同意する・非常に同意しない(一番端の大きい○)を選ぶ
  • なるべく直感で答える

おそらくこの3つを意識して答えると30%・70%くらいになると思います。

悩みすぎると半々になりやすいので、あまり時間をかけないことを意識してみてください。

おわりに

16 Personalitiesの診断では「%がほとんど真ん中で、少し多いだけのタイプを選び続けた結果真逆のタイプが出現する」ことがあります。これは16 Personalitiesのシステム上起きる現象なので、どうしようもない問題です。

ただ、このパターンに陥っている場合は%が半々になっていることが多いので、そこで見分けることができます。

もし該当している場合は少し間をあけて受け直してみることをおすすめします。おそらく違う結果が出てくるはずです。

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