最近よく見る「オタク」キャラ。
オタクが感情移入しやすいため、現代が舞台の作品ではだいたい一人はいる印象です。
ひとことで「オタク」と言ってもタイプで全然傾向が違います。
結論
オタクは、どのタイプにもいる。
……は!?と思うかもしれませんが、これが真理です。
ただ、多いタイプ・少ないタイプはやっぱりあります。
16 Personalitiesでは「I」の人はオタクになりやすいです。E型でよく登場するのはENFP、ENTP、ESFPあたり。他のタイプはあまり見ません。
各タイプなりやすいオタクの傾向とか
まぁそんなわけで、多い少ないの差はあれど全タイプオタクはいるということがわかったところで、各タイプごとにオタクになりやすい分野について説明していきます。
先ほど取り上げたI型8タイプとE型3タイプについて解説します。
INTP
おそらく「オタク」と聞いて思い浮かべる人が多いであろうタイプ。
マニアックなものにハマりがちな典型的なマニア。ゲーム廃人率高めでオタク特有の早口やりがち。
ハードウェアよりソフトウェア派。
ENTP
マッドサイエンティストなタイプのオタク。
よくINTPと一緒になって盛り上がっている。
INTPとの違いはENTPは他のタイプも巻き込んで一大ムーブメントにしたがるところ。
ISTP
スポーツ、楽器演奏、乗り物系などアクティブ・アウトドア系のオタク。
あと、たまーにゲーム廃人がいる。反射神経がすごい。
ソフトウェアよりハードウェア派。
INFP
近年オタクとして急成長を遂げたタイプ。
「推し尊い~」とか言ってるタイプで、。INTPよろしくオタク特有の早口をやりがち。あと、INTPとは違いお気持ち長文をやりがち。
たまーにINTPの特徴が入り混じっていることがあり、プログラミングガチ勢とか天才ハッカーとかが紛れ込んでいることがある。
ISFP
植物植えてたり星を観察してたりするタイプのオタク。INFPが二次元やアイドルに目が向きやすいとすればこちらは自然に目が向きやすい印象。もちろんISFPの二次元・アイドルオタクもいる。
ENFP・ESFP
ともに推し尊いタイプ。アイドルの追っかけなどわりと目がリアルに向いてる。
ライブに現地参戦しがち。
INFJ
同人誌出版してそうなオタク。I型のわりにかなりアクティブ。
エニアグラムのタイプによっては自分中心のコミュニティを作りたがる傾向があるので村長的存在になっているかも。
リアルではわりとよく見るがキャラとしてはあまり見ないタイプでもある。
INTJ
オタクとしての傾向はINTPよりかはISTPに近く(理由は謎)、実用性のあるものを極めたがる傾向にある。
ゲームなら国家経営とかやってそう。……というか戦術シミュレーションの一環としてボードゲームをやっていることがある。
ISFJ・ISTJ
コレクションして整理するタイプのオタク。
掃除・整理グッズオタクや歴史オタクなどが多い。紅茶マニアもそこそこ見る。
最近オタクキャラの傾向変わってない?
2010年前後の作品と2020年前後の作品でタイプ分布に変化があります。
具体的に言うと、
2010年前後:INTP・ENTPが多かった
2020年前後:INFPが多い
だいたいこれくらい違う。2020年前後、つまり最近の作品はいかにもなアニオタ系はINFPに任せてINTPはマニア路線に向かっていることが多い印象。
最近の作品は今までINTPやENTPがやっていたプログラマー・ハッカー路線までINFPがやるようになっている傾向があります。これはおそらくこれまでのマニア系オタク(INTPっぽい)より「待って無理しんどい推し尊い~」系限界オタク(INFPっぽい)がメジャーになった影響。
最近の作品でINFPのハッカーをよく見るのはかつてのオタクがよくやっていた役割(INTPっぽい)と限界オタクのイメージ(INFPっぽい)が合体したせい。実際にINFPのハッカーが多いかは知らない。
おわりに
最近ちょっと傾向が変わってきていますが、オタクキャラで多いのはINTPとINFPです。
INTPは「このキャラのここはこうで、この設定があることで……(裏付け、理屈の説明に続く)」みたいな推し方をするのに対し、INFPは「このキャラのここが好き!ここがかわいい!!(感情と勢い重視な推し方をする)」みたいな違いがあります。
推し活がブームとなってからFP系のオタクに光が当たり始めたような感じがしています。
時代によって傾向は変わるよ、ということで〆とさせていただきます。

