悪役キャラに多いエニアグラムタイプの傾向について

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キャラクター性格診断の世界にもやはりあります。このタイプこういうキャラで使われやすいよね!ってやつが。

今回は悪役として使われやすいタイプの紹介をします。

※今回紹介するものはキャラクター性格診断、特にエニアグラムにおける傾向です。

前提

このブログにおける「悪役キャラ」の扱いについてはまとめた記事を用意していますので、そちらをご覧ください。

この記事はあくまでも二次元における傾向を示したものです。該当タイプは全員害悪というわけではありませんので、その点には注意してください。

概要

最近は全タイプ悪役として使われているのを見るようになってきました。

昔は結構偏りあったんですが、全タイプバランスよく分布しています。昔よく見たタイプはかなり数を減らしていて、その分他のタイプが増えてきた結果バランスが取れた感じ。

昔よく見たタイプは「なんだあのタイプか」みたいな感じで飽きられている可能性すらあります。昔ってこうだったなぁ、懐かしいタイプだなぁみたいな感想をよく見かけます。

悪役として使われやすいタイプには時代の流行りがある、ということです。というわけでここからは年代別に解説していきます。

2010年代までの悪役トレンド解説

2000年代くらいまでの間に流行ったのはタイプ3、タイプ7、タイプ8のいわゆる自己主張タイプの王道系。

悪役として描きやすいタイプたちで、この時代は描きやすいタイプに集中していた時代です。迷ったらとりあえずこのタイプにしとけ、といった感じ。この中でも特に描きやすいのは3w4、7w8、8w7の3タイプ。

「悪役」と聞いて多くの方がイメージするタイプはおそらくこの時代に流行ったタイプたちではないでしょうか?

2010年代に入るとほぼ全パターンが出そろったからか、見飽きられてきたからか、ある程度落ち着いてきます。次に流行ったのはタイプ1。2000年代後半からたまに出てくるようになってきて、2010年代がピークでした。自分が正しいと信じ込んでいるタイプ、またはもうひとつの正義系です。

この時代の作品に触れたことがある人であれば、タイプ1悪役は一度は見たことがあると思います。次のトレンドが出てきたのは、2020年。今の最新トレンドです。

最新トレンド解説

最新トレンドはタイプ9の悪役です。2020年に初出し、今特に流行っているタイプです。

どんな悪役かというと、現状維持を望みそのためならどんな手も使ってくるタイプ。2010年代に流行したタイプ1悪役なんかにも近いところがありますが、あちらが自分の正しさを第一優先にしているのに対し、こちらは自分の安定を第一優先にしているところに違いがあります。

「安定」ってタイプ6っぽくないか?と思う方もいるかもしれませんが、タイプ9悪役はほとんどが分裂(またの名を退行)しているため、タイプ6に近くなります。

……最近の作品に触れている人であれば一人は見たことがあるのではないでしょうか?

トレンド関係なく使われるタイプもいます

息長く活躍しているのがタイプ4、タイプ5の悪役。巨悪は少ないですがサイコパス系・ヤンデレ系(タイプ4)や参謀系(タイプ5)として時代を問わずたまに登場しています。

登場自体は2000年代ですが、描写するにあたってかなり技量がいるタイプのため人数自体はそう多くはありません。ただ、完成度の高いキャラがたまに出てきて大絶賛されたりします。

おわりに

最新トレンドのタイプ9悪役は2020年あたりに出てきました。その後2023年あたりまででタイプ9キャラの全パターンがほぼ出そろったと言っても過言ではないくらいにはどんどん出てきたんです。

ここだけの話、ちょっと食傷気味でまたこのタイプか……みたいなことになっていました。2019年以前だと片手で数えるくらいしかいないんですけど、2020年以降はもう見飽きるくらい出てます。それくらい時代の波ってあるんです、やっぱり。

ある程度適正はあるけど時代の波が大きいよ、ということで今回は〆させていただきます。

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