タイプ1関係のよくある誤診をまとめてみました

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実は地味に多かったりする、タイプ1関係の誤診。

タイプ9と違ってよく見間違えるタイプはある程度決まっていますが、それでもアーキタイプ別で特徴があるんじゃないか?と思い始めました。

今回はタイプ1が関係しているアーキタイプ9つを誤診をテーマにまとめてみようと思います。

前提

タイプ1関係の誤診って実は地味に多くね?という話をやりました。

今回はその続き?でタイプ9のときにやった「アーキタイプ別誤診あるある」をタイプ1でもやってみようと思います。

見分け方とかは過去記事ですでにやっているので、各タイプ1が入っているアーキタイプの特徴だけ取り上げます。

アーキタイプ別タイプ1関係の誤診あるある

今回取り上げるのはタイプ1が含まれる9アーキタイプについて。

なお、訳語については今回も一葉にな愛用のトライタイプ解説サイト「墨色の糸」様の訳を使用させていただきました。

墨色の糸 - トライタイプ
エニアグラムやMBTIや歴史など雑多なことについて語るブログです。 Twitter→@belye0nochi

説明する順番ですが、よく取り上げられる順番ではなく

  • 全ての元凶である136
  • タイプ5関係の誤診が起きやすい125135
  • タイプ4関係の誤診が起きやすい145147
  • タイプ6関係の誤診が起きやすい146126
  • ちょっと変わった傾向がみられる127137

の順で取り上げさせていただきます。たぶんこの順番で説明するのが一番わかりやすいので。

あと、今回は16 Personalitiesものせてみました。今回の話に関係があるJ関係のタイプだけにしていますが。

136「The Taskmaker(監督官)」

ルールは絶対、正しくないものは何が何でも粛清する完璧主義者。

おそらく多くの人がタイプ1と聞いて思い浮かべるのがコレですが、このテンプレ的なタイプ1のイメージを作っているアーキタイプが136です。タイプ9における279枠。

タイプ9における279みたいに「タイプのイメージが先行しすぎていて他のタイプすらもそのタイプにさせてしまう」のかと思いきや、タイプ1の印象がかなり強いもののタイプ6との誤診が起きやすいタイプでもある、というポジション。

これはこのアーキタイプのテンプレイメージである「ルールに従う忠実な人、自分たちに従わない人や自分たちの仲間じゃない人は徹底的に粛清する人」というのがタイプ6の特徴とも合致しているためです。

16 Personalitiesで多いのはISTJ、ESTJ。このタイプのISTJはかなり描きやすいので、わりといろんな作品で見かけます。一種の様式美になりつつすらあるくらいなので、もしかしたらこれを読んでいる人もどこかで見たことがあるかも?

125「The Mentor(指導者)」

タイプ5が誤診されやすいタイプです。16 Personalitiesで多いのはINFJ。

タイプ2メインのこのタイプがタイプ2か?みたいなことになりやすいのもあってか、タイプ2の要素が大きく影響を与えていたりするタイプです。特にウィングが1w2だとタイプ2か?みたいなことになりやすいですが、タイプ2との見間違いはあまりなかったり。

タイプ5にしてはお人よしなキャラがよくこのアーキタイプを持っていますが、タイプ5のイメージとかなりかけ離れているせいでタイプ5と信じられないなんてのもよくある話。タイプ2の影響を受けた合理、という点で共通点があるためか、タイプ1として出てくることが多いです。

135「The Technical Expert(技術者)」

こちらもタイプ5が誤診されやすいタイプ。16 Personalitiesで多いのはINTJ。

ハーモニー合理3タイプの組み合わせ。ハーモニーの合理点がズバ抜けて高い場合はこのタイプがよく出てきます。

センターの違いによってちょっと傾いたりするので、ちょっと選択肢を変えるだけで違うタイプが出てくる、なんて現象も起きやすかったり。

それなのに、なぜかタイプ3の誤診はあまりなかったりします。

145「The Researcher(研究者)」

ピリピリした完璧主義者の芸術家、というのがこのタイプのテンプレ。16 Personalitiesで多いのはINTJ、たまにINFJ。

タイプ4・タイプ5のいわゆるホーナイ分類の「遊離」の2タイプの影響をもろに受けて、引きこもりになりやすい一面が出てくることもあります。ここでの引きこもりは物理的な意味はもちろんのこと、あまりにもピリピリしすぎていてちょっと近寄りがたさが出ていることもあります。

その特性上タイプ4がタイプ1と誤診されやすいタイプですが、分裂している場合は逆も起きやすいタイプです。

芸術に意識が向きやすいので、必然的にタイプ4に近くなっていきます。分裂しているときはメインがタイプ1であってもタイプ4とネット診断で出てくるかもしれません。

147「The Visionary(夢追い人)」

145ほどピリピリ感や引きこもり感はありませんが、完璧主義的な一面は残っている芸術家です。16 Personalitiesで多いのはENFJ、ENTJ。

やはりタイプ4がタイプ1と誤診されることが多いタイプです。145と違って逆はあまり見かけなかったりします。

145よりは陽キャ感があります。ただ、メインがタイプ1かそうでないか問わずちょっと完璧主義的なピリピリを隠し切れていなくて、陽キャだけど体育会系の怖い人、みたいな印象に落ち着きやすいです。

146「The Philosopher(哲学者)」

タイプ4がアーキタイプに含まれているのでタイプ4と誤診が起きやすいかと思いきや、タイプ6と誤診が起きやすいのがこのタイプ。16 Personalitiesで多いのはISTJ、INTJ、ESTJ、ENTJ。

キャラクターでは「狂信的なところがある兵隊」として使われやすいタイプです。タイプ1・タイプ6の「追従」タイプの影響を受けて基本は従者的な側面の強い「兵隊」なのですが自分の主を自分の救世主として「盲目的に信仰」するタイプ4っぽい側面も持ち合わせています。

アーキタイプにタイプ4があるということでちょっと不安定さが表に出やすいところもあって、

狂信的な一面が強く出た場合は468や478あたりと似た傾向を示すこともしばしば。実際狂信的な様子だけ見ているとそのあたりのタイプ4と結構似ています。

ただ、似ている要素はあってもタイプ4と誤診されることはほとんどありません。だいたいタイプ1かタイプ6の二択になります。これはタイプ4がメインの146の事情もありますが、狂信的な一面こそあれどタイプ1っぽいピリピリした感じや追従タイプらしい従者っぽいところが強く出やすいためです。

146のタイプ4の場合、タイプ1とタイプ6の要素が「従者」ではなく「良心が責めてくる」みたいな感じで表に出てきます。タイプ1やタイプ6がメインの場合のあらわれかたとは大きく違うのです。(その様子はむしろテンプレ的なタイプ4に近いので、まず間違えない。)

このアーキタイプ、メインがタイプ4かそうじゃないかで同じアーキタイプか?ってくらい違うんです、いやこれはほんとマジで……。

126「The Supporter(縁の下の力持ち)」

16 Personalitiesで多いのはISFJ、ESFJ。

人助け大好きな人がよく分類されるタイプです。根っからのお人よしですが、タイプ1がメインの場合はいい人でいなきゃいけないみたいな強迫観念のようなものがちょっとにじみ出ていたりします。

タイプ6との誤認、さらにアーキタイプ間だと136との見間違いが多いタイプです。6w5のいかにもな従者タイプとの見間違いが多発しがちです。

タイプ6がメインの場合は従者ポジションが生きがいになっていることが多いので、強迫観念じみたものが出てくることはあまりないです。もしずっと心の声がうるさくて休まらないみたいな傾向があったらメインタイプ1かも。

ホーナイ分類「追従」の3タイプが揃ったアーキタイプなのもあり、とりあえずで選びがち&とりあえずで結果として出てきやすいタイプです。このタイプがネット診断で出てきた場合アーキタイプ136かも?というのも含めて一度考え直してみることをおすすめするタイプです。タイプ1がメインとして出ている場合は特に……。

127「The Teacher(教師)」

16 Personalitiesで多いのはESFJ、ENFJ。

タイプ2と見間違いが多いタイプです。みんなを引っ張っていく穏健派のリーダーみたいなところがあるタイプで、タイプ1の場合はみんなを正しい方向に導くぞ!みたいな感じの雰囲気が出ています。

タイプ2との違いはちょっと「正しさへのこだわり」みたいなところが見受けられる点。タイプ1・タイプ2の影響が強いためか、1w2か2w1の見間違いがほとんどだったりも。

137「The System Builder(システム構築者)」

16 Personalitiesで多いのはISTJ、ESTJ、ENTJ。

タイプ3と見間違いがたまに起きるタイプです。タイプ1がメインであってももっと上を目指そう、いつかは自分がトップになろうみたいな向上心があふれ出ているため、そういう要素が強いタイプ3との誤診がたまに起きます。

おわりに

よく誤診があるわけじゃないけどたまに見間違いの起きるアーキタイプもあるので、そのへんもあわせて解説してみました。

タイプ9の場合と違うのはタイプ2をウィングとアーキタイプ両方で持っているパターンがある点。ウィングが重いと見分けが困難になることがありますが、たまにあるかな?程度の頻度で不思議と見間違いがあまり多くなかったりします。(それ以上にタイプ5やタイプ6あたりとの見間違いが多発するのです……。)

あくまでも一例ですが、誤診の可能性があるタイプの割り出しなどにお使いください。

※タイプ1関係の誤診で多いタイプのひとつであるタイプ9はウィング関係が原因です。アーキタイプやトライタイプに関係する話ではありませんので、割愛させていただきました。

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