実は地味に多かったりする、タイプ1の誤診の話

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最近ネットの界隈で流行りつつあるエニアグラム診断。

受けてみました!みたいな報告を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

このサイトではそんなネット診断でよくある誤診をまとめています。

今回はタイプ1についてのお話。キャラ性格診断をやっていると間違えるか普通?と思われがちなタイプですが、実は結構誤診が多いんです。

タイプ1と誤診されやすい人・タイプ1が誤診されやすいタイプについてまとめてみました。

実はタイプ9の次くらいに多かったりする、タイプ1関係の誤診

まず、誤診関係で一番厄介なのはタイプ9です。これはタイプの特性上誤診が起きやすい構造になってしまっているからです。

その次に誤診が多いのは?と言われると実はタイプ1だったりします。

タイプ1キャラはエニアグラム9タイプ中最も描きやすいこともあってわりとテンプレ的なキャラ付けをされやすいのですが、リアルの人間は全員が全員テンプレ的なキャラか?と言われるとそうではありません。

タイプ9でも似たようなことがありましたがテンプレキャラのイメージが先行してしまっているので、テンプレから少しズレる人が自分がこのタイプと気づけない現象が起きてしまっています。

実は16 Personalitiesのせい

実はタイプ1の誤診が起きやすいのは16 Personalitiesのせいです。は?と思うかもしれませんがこれは本当です。

16 PersonalitiesのJ指標がエニアグラムのタイプ1と相性が良すぎるのです。

その結果、Jが最後に来る8タイプ(INTJ、ENTJ、INFJ、ENFJ、ISTJ、ISFJ、ESTJ、ESFJ)はエニアグラムがどのタイプであってもタイプ1と誤診される可能性があるのです。

特に誤診が多いのは16 Personalitiesで青い服を着ている人たちこと「番人」タイプ、つまりISTJ、ISFJ、ESTJ、ESFJ。

「J指標の人はどのタイプでもタイプ1誤診が起きる可能性がある」ということは念頭に入れておいてください。逆にP指標の人、特にP指標に振り切っている人はタイプ1誤診の心配をする必要はありませんし、おそらくタイプ1とは出てこないはずです。

タイプ1関係はよく出てくるタイプが決まっています

タイプ9と違うのはタイプ9がわりといろんなタイプに散らばっていたのに対してタイプ1は誤診されやすいタイプがある程度決まっていることです。

よくタイプ1と見間違いが起きるタイプたちをタイプ1「と」誤診されやすいタイプ・タイプ1「に」誤診されやすいタイプの2つに分けて紹介します。

タイプ1と誤診されやすいタイプ

まず本当のタイプ4、本当のタイプ5。この2タイプはタイプ1と共通点がちらほらあるので、よくタイプ1と誤診されます。特にトライタイプでタイプ1を持っている場合はなおさら。こちらはすでに過去記事でやったので、詳細は過去記事参照。

あと、この2タイプに加えてタイプ6、タイプ9もタイプ1と誤診されやすいです。タイプ6はアーキタイプで持っている場合によく見かける誤診です。タイプ9は9w1のウィングのタイプ1が重い場合だけです。

タイプ1が誤診されやすいタイプ

タイプ4タイプ6と誤診されることが多いです。

タイプ6の場合、6w7と誤診されることは稀(トライタイプでタイプ7を持っている場合たまにある程度)で、6w5と誤診されることがほとんどです。

タイプ5とは共通点こそ多いものの、なぜかタイプ5がタイプ1と誤診されるのはめちゃくちゃ多いのに対して、タイプ5と誤診されるタイプ1はほとんどいなかったりします。統合分裂の線でつながっている影響でアーキタイプでタイプ4を持っていなかったとしてもタイプ4と誤診されます。たとえアーキタイプの思考センターのタイプがタイプ5であっても。(むしろタイプ5があると遊離の点数が高くなりやすい、この遊離の点数が分裂先の影響をより強める方向に動くためタイプ4に傾きやすい。)

見分け方

どのタイプが関わっているかによります。

タイプ4が関わっている場合はアーキタイプか統合・分裂のどちらかの影響です。後者の場合がやや厄介で、診断を受けたときの精神状態によって出てくる結果が変わってくるなんて事態がよく起こります。

なので、タイプ1かタイプ4かで迷っている人には「一度時間を置いて診断を受け直してみる」ことをおすすめしています。

タイプ5関係はピリピリしているかどうかである程度見分けがついたりします。よりピリピリしている方がタイプ1。本当に細かいところまで正しくなければ気が済まないタイプ1と、ある程度正しければ細かい部分は適当でも許せてしまうタイプ5、みたいな違いがあります。

タイプ9関係はほとんどウィングが重たいパターンです。1w9か9w1かの見分けがつかなくなっているケース。こちらは統合・分裂先を見てみるとわりとあっさり見分けがつきます。

タイプ6関係……おそらく一番難しいのがコレ。囚われやセンターの時間意識(タイプ6であれば思考センターなので未来への不安に目が行ってるはず)に目を向けてください。未来や集団から外れることへの不安が勝っているならおそらくタイプ6です。そうでなければタイプ1の可能性があります。

おわりに

タイプ1の場合、本当のタイプ4が紛れ込んでいることがたまにあります。逆に、誤診だらけのタイプ4に一定数分裂したタイプ1が紛れ込んでいることも。

タイプ4関係の誤診が起きている場合は一度時間をおいて診断をもう一回やってみてください。精神状態によって出てくるタイプが変わる側面があるため、違うタイプが出てくるかもしれません。

そうでない場合はたいていタイプ6関係だと思いますが、これはもう囚われやセンターの時間意識を見ていくしかない。タイプ1とタイプ6の見分けは本当に難しいんです、ええ、本当に……。

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