ネット診断あるある誤診シリーズ、今回はタイプ7編です。
タイプ7の誤診はアーキタイプが深く関係していますので、アーキタイプ別の解説を作成してみました。
タイプ7と誤診が起きやすいタイプについて
タイプ7と誤診が起きやすいタイプはある程度決まっています。
タイプ2、タイプ3、タイプ4、タイプ8、タイプ9
この5タイプです。あとたまーーーにタイプ5と見間違いが起こるタイプ7がいますが、これは特殊条件下で起きる見間違いです。特定アーキタイプが特定の条件を満たしたときにだけ起きます。起きるアーキタイプが出てきたときに説明します。
アーキタイプ別タイプ7関係の誤診あるある
今回取り上げるのはタイプ7が含まれる9アーキタイプについて。
なお、訳語については今回も一葉にな愛用のトライタイプ解説サイト「墨色の糸」様の訳を使用させていただきました。

今回のタイプ7編は元凶となるタイプがいませんので、見間違いが起きやすいタイプが同じ組の順で説明させていただきます。
- タイプ9との誤診が起きやすい279
- タイプ8との誤診が起きやすい278、378
- タイプ3との誤診が起きやすい137
- タイプ5との誤診が起きる可能性がある379、147
- タイプ4との誤診が起きやすい478、479
- 特殊ケースの127
この順番で行きます。
279「The Peacemaker(ムードメーカー)」
このアーキタイプはタイプ9との見間違いが多発しています。タイプ2との見間違いはほぼないです。
タイプ7、というよりかはどちらかというとタイプ9側の問題なので、タイプ9版の記事で詳しく解説します。
たいていは7w6のソーシャルですが、ときどき自己保存が混ざっていることもあります。
このタイプの誤診はひとことでまとめるなら「タイプ9側の問題に巻き込まれただけ」といったところ。誤診が起きやすいタイプではありますが、誤診だな!というのがわかりやすいタイプでもあります。
278「The Free Spirit(自由人)」
タイプ2、タイプ8ともに誤診が起きることが多いタイプです。
タイプ2の場合は2w3のソーシャル・セクシャル、タイプ8の場合は8w7ソーシャルあたりに注意。
タイプ2との誤診は7w6のソーシャルか自己保存、タイプ8との誤診は7w8のセクシャルが多めです。
378「The Mover Shaker(政財界の有力者)」
タイプ3、タイプ8ともに誤診が起きることが多いタイプです。
タイプ3の場合は3w4のソーシャル・自己保存、タイプ8の場合は8w7ソーシャル・セクシャルあたりに注意。
タイプ8との誤診は本能サブタイプ問わずよく見かけますが、だいたい8w7・7w8のウィング違いが原因です。
このアーキタイプに多いタイプ7はウィングは7w8、本能サブタイプはほぼセクシャルでときどき自己保存。
また、自己主張3タイプの組み合わせなためネット診断でとりあえず出されがちなタイプでもあります。そういった面でも誤診に注意が必要です。
137「The System Builder(システム構築者)」
タイプ3との誤診に注意が必要です。
タイプ1が入っているせいで妙に中間管理職適正が高かったりするエンターテイナー。
3w2と7w6(ときどき7w8)の間で誤診が多い印象。本能サブタイプはだいたい自己保存でたまーにソーシャル。3w4はどっちかというとタイプ1と誤診を起こしがちです。
379「The Ambassador(大使)」
タイプ3との誤診に注意が必要。
このアーキタイプの場合、だいたい3w2と7w8です。本能サブタイプはたいていはセクシャルで、たまにソーシャルです。
また、タイプ5との誤診に注意が必要なアーキタイプでもあります。379の場合は
発達の諸段階(成長のレベル)が健全でタイプ5に統合している場合
に限り、タイプ5との誤診が発生します。
健全なタイプ7とタイプ5の区別がつかなくなって誤診が起きているためです。
この場合、タイプ5側のアーキタイプは359、5w4と5w6は半々くらいです。
147「The Visionary(夢追い人)」
タイプ4との誤診に注意が必要です。
だいたいセクシャル、7w8が多めの印象。
タイプ7側がタイプ4のような言動をしがちで、それが原因で見間違いが起きています。
統合分裂線でつながっているはずのタイプ1とはあまり見間違いがなかったりします。
478「The Messenger(発信者)」
147同様、タイプ4との誤診に注意が必要です。
また、一定確率でタイプ5との誤診が起きるアーキタイプでもあります。
このアーキタイプもタイプ7がタイプ4のような言動をしがちなせいで誤診が起きているケースです。147の場合とは違い、タイプ7のはずがちょっとタイプ5にも似たエキセントリックさがあったり誰かを妄信していたりなんてケースも。エキセントリックさは4w5や5w4がよく見せるそれに近いです。
こちらもセクシャルの7w8が多めの印象。タイプ4側はだいたい4w5ですが、たまーに4w3が混ざっていることもあります。
タイプ5と見間違いが起きる場合は5w4のアーキタイプ458です。タイプ7ばりに妙にハイテンションだったりするケースがあります。お前本当にタイプ5か?みたいなことになっていたりも。
こちらは379のパターンとは異なり、不健全であればあるほど注意が必要。タイプ5がタイプ7に分裂しているのが原因となっているためで、不健全で分裂したタイプ5と通常のタイプ7がそっくりになっているためです。
479「The Gentle Spirit(妖精)」
タイプ4との誤診に注意が必要です。というか、こちらのアーキタイプは478とは違ってメインタイプ4の479とメインタイプ7の479の区別がつかなさすぎて誤診が起きていると言った方が正しいです。
7w6と7w8、両方います。タイプ4側はだいたい4w3です。タイプ4、タイプ7どちらもたいていソーシャル優位です。
379と478の間にはさまれていますが、タイプ5との誤診はあまり見かけなかったりします。むしろどちらかというとタイプ9、特に9w8あたりと見分けがつかなくなるときがあるような……?
9w8と見分けがつかなくなる場合はたいていは7w6のソーシャルです。
127「The Teacher(教師)」
特殊パターン、127です。
このタイプですが、タイプ7メインとしてはめったに見かけないタイプです。
タイプ2あたりに混ざって存在していますが、だいたいタイプ2でタイプ7?みたいな人が多いです。おそらく7w6のソーシャル。
誤診云々以前にそもそもほとんど見かけないので、特殊パターンとさせていただきました。
おわりに
タイプ7の誤診は思考センター同士よりも他のセンターのタイプとの見間違いが多いことが特徴です。
センターの違いとして出ていることが多いので、センターを見るのが一番わかりやすいと思います。まぁタイプ7の場合は、そのセンターが厄介だったりするんですが……。


