ホロスコープ(ネイタルチャート)では、キャラ属性ごとに配置に特徴があることがあります。
今回は「悪役」っぽいキャラに多い配置を紹介させていただきます。
前提
このブログにおける「悪役キャラ」の扱いについてはまとめた記事を用意していますので、そちらをご覧ください。
この記事はあくまでも二次元における傾向を示したものです。もしあなたのチャートが該当していても悲しまないでください。
悪役に多い配置がこちらです
悪役によくある配置・アスペクトがこちら。
- ネイタルチャートの配置で火星が目立つ
- 不動宮の天体が多い
- ハードアスペクトがやや多め
- ハードアスペクトに関する複合アスペクト配置が存在する
この4つです。
それぞれ説明していきます。
火星について
- 軸(アセンダントなど)と0度(コンジャンクション)を取っている
- 火星が蠍座か山羊座にある
- そもそもアセンダントが牡羊座
- なんとなく火星が目立つ
だいたいこのへんのどれかに該当してることが多いです。
火星が蠍座か山羊座について。なぜこの2つなのか?と思う人もいるかもしれませんが、要するに火星が強くなる星座にいる場合という意味です。ただし牡羊座の場合はなぜかヒーロー寄りになっていくので除外しています。(ただ、火星牡羊座で悪役ムーブするキャラもいることにはいます。)
最後の「なんとなく火星が目立つ」。なんとなく火星に目が行くようなチャートのことです。チャートを見たあなたが火星に気をとられたらその時点で成立します。
よくある事例を紹介すると、火星が乙女座で他に地星座の天体がない(地属性の天体は1つだけである)、ホロスコープの右半分に火星しかない、などです。
不動宮について
そもそもな話として、不動宮の天体とは、牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座のことです。
この中でも悪役採用率が高めなのは蠍座と水瓶座、たまに獅子座。一番悪役から離れているのが牡牛座。
特に蠍座の悪役キャラ採用率は異常なレベル。どれだけ影響があるかというと、ヒーローっぽいキャラでも蠍座が入っているだけでちょっと悪役じみた要素が入っていたり、一時的に悪役ムーブしたりするレベルです。
悪役キャラの設定で迷ったらどっかに蠍座入れておけば大丈夫、まであります。
水瓶座は博愛と革命の星座なので革命家タイプなどに多い印象です。水瓶座の天体が蠍座の天体とスクエア(90度)形成、なんてパターンはあまりにもよく見かけます。悪役キャラのテッパン構成です。
アスペクトについて
悪役キャラの場合ハードアスペクトがやや多めです。特にメジャーなやつ。
メジャーなハードアスペクトとは90度(スクエア)と180度(オポジション)のこと。ホロスコープ作成サイトで赤線で描かれることが多いやつです。
チャートを描いてみるとほぼハードアスペクトで真っ赤だったりします。
複合アスペクトについて
複合アスペクトはその性質上ハードアスペクトが関係していることが多いです。その中でも悪役キャラで特によく見る配置は次の2つ。
グランドクロス(4つの天体でできる正方形)、Tスクエア(グランドクロスから1つ天体が抜けたもの)
このどちらかを持っている率が高いです。Tスクエアはともかくグランドクロスはあまり見ない配置ですが、悪役キャラだけ集めて統計を取るとかなりの出現率になったりします。
もし持っている場合は火星が関わっていることが多いのも特徴的。
おわりに
特定属性が偏り過ぎるとキャラかぶりの原因となりますので、やりすぎには注意が必要です。
ここであげたものはあくまでも一例ですので、参考程度にお使いください。


