ホロスコープ(ネイタルチャート)では、キャラ属性ごとに配置に特徴があることがあります。
今回は「学園モノ主人公」っぽいキャラに多い配置を紹介させていただきます。
前提
このブログにおける「味方役」「悪役」の扱いについてはまとめた記事を用意していますので、そちらをご覧ください。
この記事はあくまでも二次元における傾向を示したものです。三次元の人間にはあまり使えませんので、あらかじめご了承ください。
また、悪役と違って主人公は世界観によって使われやすい星座が違うので、回を分けて説明していきます。今回は「学園モノ」としています。
学園モノ主人公に多い配置がこちらです
学園モノ主人公によくある配置・アスペクトがこちら。
- 火星が牡羊座か牡牛座か蟹座
- 活動宮(特に牡羊座と蟹座)の天体が目立つ
- ソフトアスペクト多めだが全体的にバランスがいい
- 複合アスペクトはないことが多い
この4つです。
それぞれ説明していきます。
火星
悪役キャラ同様、火星の星座にはかなり特徴があります。
学園モノ主人公キャラの場合、牡羊座か牡牛座か蟹座あたりのどこかにあることが多いです。
それぞれ
牡羊座:行動派のヒーロータイプ
牡牛座:着実に進む努力家タイプ
蟹座:仲間を守る守護者タイプ
といった感じになりやすいです。
このうち牡羊座は悪役ムーブすることもあるので注意。牡牛座や蟹座はずっと味方!みたいなキャラに多いです。
部活で言うなら牡羊座は運動部、牡牛座は帰宅部、蟹座は文化部のイメージ。
活動宮星座
主人公は物語を動かしていく存在なので、活動宮星座があることが多いです。特に牡羊座と蟹座のどちらかがあるだけで一気に主人公らしくなります。
活動宮4星座について、それぞれのイメージは
牡羊座:勢いが有り余っている元気いっぱいな子
蟹座:おとなしめだけど仲間思いな優しい子
天秤座:友達いっぱいのクラスの人気者
山羊座:ナンバーワンを目指すリーダー気質の子
だいたいこんな感じ。クラスの中心人物になりやすいため、必然的に主人公として使われやすくなります。
特に日本は4月で学年が変わるため、牡羊座が入っている場合は4月生まれになっていることが多いです。不思議と3月末生まれの牡羊座で主人公のキャラはあまりいなかったりします。
学園モノなど現代日本を舞台にした話の主人公の誕生日の統計を取ったら牡羊座(というか4月生まれ)と蟹座がかなりの割合を占めると思います。次に多いのはたぶん牡牛(4月~5月生まれ)か乙女。
補足:山羊座について
活動宮星座のうち山羊座だけは注意が必要です。
主人公適正に偏りがちな他の活動宮星座3つと違って、どっちかというと主人公も悪役もどっちも行けちゃうタイプ。
学園モノの場合は山羊座は生徒会長系のポジションとも相性がいいので、悪役が生徒会の場合は山羊座キャラがそこに配置されている場合があります。
生徒会が味方かどうかでポジションが結構変わります。上昇志向・仕事志向が悪役にもハマりやすいので悪役として使われていることのほうが多いような気もしますが、山羊座の主人公キャラもゼロではありません。
主人公で山羊座が使われている場合は他の星座プラスアルファで山羊座、みたいな感じで入っていることが多いです。
具体例を出すなら牡牛座と山羊座が多めでトライン、山羊座に1天体だけあって蟹座とオポジションなど。
山羊座に重点的に偏り過ぎると悪役適性の方が高くなるので(特に火星が山羊座の場合は要注意)、山羊座に天体いっぱい!みたいなキャラはほぼいません。あっても誕生日が1月1日で月星座など別の天体はほぼ別の星座とかです。
ソフトアスペクト
アスペクトは天体の力をスムーズに使いやすいソフトアスペクトが多めですが、ソフトだけってキャラはほぼいません。ハードもちょっとだけ入っていることが多いです。
ソフトだけだと打たれ弱すぎるみたいな現象がたまに起きることがありまして、それ防止の意味も兼ねてるのかなと思っていたり。
複合アスペクト
主人公キャラの場合複合アスペクトはないことが多いです。あっても調停の座かミスティック・レクタングルあたり。
グランドトラインはまずないです。グランドトラインがある場合は天才型になりやすく、全部自分でやれちゃうので話を進めづらいんですよね……。
味方キャラでグランドトライン!といった例はちょいちょい見ますが、主人公ではほぼ採用されない、程度にとらえてください。もうこいつ一人でなんでもできるくね?防止だと思っていただければ。
おわりに
創作キャラはリアルの人間と違って作者がある程度人生を決めることができるため、リアルの人間では見られないような星座傾向があります。
悪役キャラ編とは全然違う!とビックリされる方も多いのではないかと思います。活動宮の星座を使うとクラスにひとりはこんなキャラいたわ!みたいなキャラを作りやすいです。実際、学園モノでは活動宮中心のキャラがとても多いです。
次回は他の世界観だとどう変わるのか?について書いていこうと思います。


