占い師はどうやって未来予測してるの?って話

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占いメディアなどで「1年の運勢」とか「今日の運勢」とか見たことがありませんか?

今回はそれってどうやって出してるの?って話。

西洋占星術の場合について、説明させていただきます。

未来予測には大きく分けて二種類ある

未来予測と言っても大きく分けて2つあります。

世の中の運命個人の運命です。

雑誌とかネットメディアによく出るのは前者の「世の中の運命」。有名人がよく新年とかにやってる「占ってもらった」系のものは後者の「個人の運命」です。

両者ともによく使われる方法があります。今回はその中から特にメジャーなものを紹介させていただきます。

トランジット法

今のホロスコープの様子から未来を予測する方法です。世の中の運命を見る方法として最もメジャーです。

2024年に「風の時代」だの「冥王星水瓶座入り」だのと騒がれましたが、それは「トランジットの冥王星」が「水瓶座」に入ったことで騒がれていたものです。

例えば月ならその日の運勢を簡単に占えます。今日は牡羊座に月があるからこういう日、みたいな感じで。

木星であればその年の運勢。12年に一度の大幸運期!というフレーズを見たことがありませんか?2024年は牡牛座と双子座が幸運期と言われていますが、これはトランジットの木星がそこにあるよということです。

あくまで世の中から受ける影響なので、トランジットのチャートは変わりません。そのため占いメディアでも取り扱いやすいのです。

ただ、その星からどんな影響を受けるかはその人のネイタルチャートによります。例えば「冥王星山羊座時代」は蟹座が強い人は苦しかったが山羊座が強い人は絶好調だった、などといった事例があったりします。

プログレス法

こちらは自分の中の変化を見る方法です。やり方は人によりますが、年数ごとに1日ずつ進めていくことが多いです。

こちらは世代天体以降は見ないことが多いです。こちらではトランジットとは逆に個人天体が重要視されていて、特によく使われるのは「プログレス月」です。

プログレス月が1周するタイミング(27年くらいに1回)は大事!とかよく言われます。

特に特別視されやすいトランジット2つ

トランジットのチャートですが、重要視されやすいものを2つ紹介します。

太陽回帰図

個人の誕生日の瞬間のトランジットです。トランジット図ながらこちらは個人の1年の運勢を見るために使われています。

春分図

春分の日の太陽が牡羊座になった瞬間のトランジットです。今年はどんな年かを見るために使われます。

こちらは日付が固定のため占いメディアで取り上げられることがあります。

おわりに

占い師を呼んで占ってもらった!の場合、太陽回帰図は単体で読んでいます。トランジット法とプログレス法の場合はネイタルチャート(一般的に「ホロスコープ」と呼ばれるもの)とシナストリー(2枚のチャートを重ねて読む読み方のこと)を組み合わせて読んでいます。

そうではない場合、占いメディアが出しているようなものは「世の中の星の動き」、つまりみんなに当てはまることです。占いメディアでは星座単位レベルの説明文しか書けません。「冥王星が○月○日に水瓶座に入るよ!」とかそのレベルまで。「水瓶座に入ったらどうなる?」は人それぞれなので、自分で読んでいく必要があります。

占いメディアの「冥王星水瓶座入り!」とかを見て未来を読むことに興味を持った場合、誰かに鑑定を頼まない場合は自分で読めるようになるのが必須だと思っていいでしょう。

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