西洋占星術創作の代表格と思われるホロスコープ(ネイタルチャート)擬人化。この記事を見ている人はホロスコープを擬人化したキャラクターを作成したことがある人だと思います。
今回はそんな擬人化したキャラを持っていることを前提として、「他の人との創作に使っていいの?」というお話をさせていただきます。
※ここではホロスコープ擬人化ではなく「ネイタル擬人化」としています。
前提
ここでの「うちよそ」は「あなた」のキャラクター一人と「お相手さん」のキャラクター一人を組み合わせて創作すること、という意味で使用しております。
あなたとお相手さんがネイタルチャートを擬人化したキャラクターを持っていることを前提としております。
結論
「天体ごとにキャラを作っている状態」でかつ「お互いネイタル擬人化に理解のある状態」であれば、大丈夫。
ただし、シナストリーの勉強は必要。
そもそもシナストリーとは何?って話
シナストリーとは2枚のチャートを組み合わせて相性を見る方法です。
「あなた」のチャートに対しもう一枚のチャートの天体がどのようなアスペクトを取っているのかを見て、相性を見ていきます。
シナストリーチャートを読む作業をネイタル擬人化に例えるのであれば、「あなた」の天体と「お相手さん」の天体がどのような人間関係を取っているかを見ていく作業と表現するのが正しいと思います。
シナストリーで相性を見る作業をネイタル擬人化に応用してみよう、というのが今回のお話。
やり方
シナストリーのアスペクトを参考にしてキャラクターの人間関係を設定していきます。
例えば、あなたの太陽とお相手さんの月が0度(コンジャンクション)や120度(トライン)のアスペクトを形成している場合は「なかよし」といった感じです。これをアスペクトの分だけ繰り返します。
天体やアスペクトの数が必然的に増えるため、複合アスペクトも発生しやすくなります。例えばグランドトラインになっているのであればグランドトラインを構成している天体をまとめてなかよしグループみたいにしてしまうのも手です。
このやり方の注意点としては世代天体同士のアスペクトはあまり参考にならないことです。これはシナストリー側の問題で、同世代であればほぼ同じ位置に来るため起こる現象です。年が近くなければいいので、あなたとお相手さんで冥王星の星座が違うくらい離れているとかであれば世代天体同士のアスペクトにも意味が出てきますので世代天体同士の関係性も表現しやすくなると思います。
おわりに
誰かが作った星座キャラを流用して作ったホロスコープキャラでうちよそ、など他の人に迷惑がかかる形ではやらないほうが身のためです。
あくまでもオリジナルキャラクター同士でかつお互いに理解がある状態でやりましょう。
